ブライソン・デシャンボー(米国)が2021年の初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(1月7〜10日・ハワイ州マウイ島)で始動する。開幕を2日後に控えた現地時間5日はプランテーションコース at カパルアで練習ラウンドを行い、米ゴルフチャンネルのインタビューで「まだまだボールスピードはあきらめていない。もっと飛ばせる」と今年も“飛び”の追求をしていくと話した。
パワーアップ前、スリムだった頃のデシャンボー
昨年11月の「マスターズ」を34位で終えたあとは試合には出場せず、ここが約1カ月半ぶりの実戦となる。しかしその間も休んでいたわけではなく、マスターズ終了の翌日からスイングコーチのクリス・コモ氏とテキサス州ダラスにある自宅のリビングルームでネットに向かってボールを打ち続けてきた。
目標に「ボールスピードを上げること」を掲げているデシャンボー。すでに現在時速192.80マイル(約310キロ)でツアー1位に立っているが、「200マイルを超えること(が目標)。208か、210に到達すれば、もう十分だと思うかもしれない」とさらなる高みを目指している。
自宅での練習では、現在世界ドラコン選手権の1位で、ボールスピードは世界記録の時速228マイルの記録を持つカイル・バークシャー(米国)が同行した。「彼は僕より速い。目標にできる人が居るのはおもしろい」とその探究心はとどまることを知らない。そのかいもあり、デシャンボーは今週、ドライビングレンジで時速211マイルを記録。練習ラウンドの18番では時速201マイルをマークし、8番アイアンで205ヤードも飛ばした。
今週の開催コース、プランテーションコース at カパルアは強風が吹くことでも知られている。18年大会ではダスティン・ジョンソン(米国)が12番パー4(430ヤード)でピン15センチに1オン。04年にはデービス・ラブIII(米国)が打ち下ろしの18番パー5で476ヤードを記録している。それらを超越するパワーを、2021年の初戦で見ることができるかもしれない。(武川玲子=米国在住)
パワーアップ前、スリムだった頃のデシャンボー
昨年11月の「マスターズ」を34位で終えたあとは試合には出場せず、ここが約1カ月半ぶりの実戦となる。しかしその間も休んでいたわけではなく、マスターズ終了の翌日からスイングコーチのクリス・コモ氏とテキサス州ダラスにある自宅のリビングルームでネットに向かってボールを打ち続けてきた。
目標に「ボールスピードを上げること」を掲げているデシャンボー。すでに現在時速192.80マイル(約310キロ)でツアー1位に立っているが、「200マイルを超えること(が目標)。208か、210に到達すれば、もう十分だと思うかもしれない」とさらなる高みを目指している。
自宅での練習では、現在世界ドラコン選手権の1位で、ボールスピードは世界記録の時速228マイルの記録を持つカイル・バークシャー(米国)が同行した。「彼は僕より速い。目標にできる人が居るのはおもしろい」とその探究心はとどまることを知らない。そのかいもあり、デシャンボーは今週、ドライビングレンジで時速211マイルを記録。練習ラウンドの18番では時速201マイルをマークし、8番アイアンで205ヤードも飛ばした。
今週の開催コース、プランテーションコース at カパルアは強風が吹くことでも知られている。18年大会ではダスティン・ジョンソン(米国)が12番パー4(430ヤード)でピン15センチに1オン。04年にはデービス・ラブIII(米国)が打ち下ろしの18番パー5で476ヤードを記録している。それらを超越するパワーを、2021年の初戦で見ることができるかもしれない。(武川玲子=米国在住)