今週の米国男子ツアーは、現地時間4日からアリゾナ州のTPCスコッツデールで「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」が行われる。ビッグトーナメントの開幕に先がけ、PGAツアー公式ホームページで恒例の優勝予想ランキングが発表された。

松山英樹の2021年最新ドライバースイング【連続写真】

2016、17年に今大会を連覇している松山英樹は8番手。大会2勝以外にも4回トップ4以内に入っているコース、大会との相性が評価された。前週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」ではフラストレーションの溜まるゴルフで53位タイ。ホールアウト後には「状態がよくないと好きなコースじゃなくなる」と自嘲気味に話していたが、得意大会に周囲の期待は大きい。

トップに選出されたのは今季からキャロウェイゴルフと用具契約を結んだ世界ランク2位のジョン・ラーム（スペイン）。前週に続き2週連続での優勝予想1番手となった。2番手はジャスティン・トーマス（米国）、3番手はウェブ・シンプソン（米国）となっている。

その他、ローリー・マキロイ（北アイルランド）は7番手。日本でもおなじみのイム・ソンジェ（韓国）は9番手、バッバ・ワトソン（米国）は10番手となっている。もう一人の日本勢・小平智はランクインせず。

前週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で優勝したパトリック・リード（米国）、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン（米国）、昨年の「全米オープン」覇者ブライソン・デシャンボー（米国）らは欧州ツアー「サウジ国際」に出場するため、今大会にはエントリーしていない。