そのためにデイは大きな“改革”を敢行した。長らくキャディとコーチを務めてきたコリン・スワットンと別離したのが1年前。昨秋から新しいスイングコーチにクリス・コモを迎えた。コモは過去にはタイガー・ウッズ(米国)、そして現在はブライソン・デシャンボー(米国)が師事している。腰痛に悩まされてきたディは「とにかく腰に負担の掛からないスイングに」と改造に踏み切った。それが要因で昨年10月の「CJカップ」では首を痛めたこともあったが「まだ時間はかかるがいい方向に向かっている」と手応えを感じている。
変えたのはそれだけではない。長年契約を結んでいたテーラーメイドと離れ、プロになって初の“フリーエージェント”で、バッグの中身もほぼ一新された。
ドラバーはピン、3番ウッドはテーラーメイド、そしてアイアンはミズノの『JPX921ツアー』。さらにボールがブリヂストンの『TOUR B XS』。12月に自身で数社のボールテストを行ったすえに「ウッズのスピンのかかるショートゲームに魅せられた」と同じものを選んだという。
「アイアンもかなりいいヒットになってきたし、ショートゲームはすごくいい。この調子が続けばチャンスはある」。同じく元世界ランキング1位で復活を目指すスピースを追いかけ、逆転勝利を目指す。(文・武川玲子=米国在住)
変えたのはそれだけではない。長年契約を結んでいたテーラーメイドと離れ、プロになって初の“フリーエージェント”で、バッグの中身もほぼ一新された。
ドラバーはピン、3番ウッドはテーラーメイド、そしてアイアンはミズノの『JPX921ツアー』。さらにボールがブリヂストンの『TOUR B XS』。12月に自身で数社のボールテストを行ったすえに「ウッズのスピンのかかるショートゲームに魅せられた」と同じものを選んだという。
「アイアンもかなりいいヒットになってきたし、ショートゲームはすごくいい。この調子が続けばチャンスはある」。同じく元世界ランキング1位で復活を目指すスピースを追いかけ、逆転勝利を目指す。(文・武川玲子=米国在住)