――丸山コーチも含めて米ツアーで優勝した日本人選手は、皆アプローチが上手いですからね。
丸山:青木功さんにしても“オリエンタルマジック”といわれたパッティングや世界一のバンカーショットがあったからこそ、『世界のアオキ』と呼ばれたわけです。若手はもっとバランスの取れたゴルフをできるようにして、世界に立ち向かえば全然違う結果になると思います。
理想を言えば、国内ツアーを主戦場にしていても、世界ランキングで50位以内に入る選手が出てきてほしいですね。スポットでメジャーに出場してもあっさりとトップ10に入れる選手がほしい。欧州ツアーにはそういう選手がたくさんいるし、世界のどこに行っても強いんだという選手が日本からも出てくるといいですね。
服部:女子は海外志望の選手が増えてきていますが、畑岡さんという日本のエースが海外にいるのは大きいですね。彼女は国内ツアーでは飛距離でほかの選手を圧倒していましたが、米ツアーでは平均かそれ以下のときもありました。参戦1年目は飛距離を伸ばそうとしてぬかるみにはまったものの、飛距離が問題じゃないと気づいた2年目からは、毎年賞金ランキングと世界ランキングを上げています。メジャーでの優勝もあと一歩のところまで来ています。
昨年の河本結さんもそうですが、最初のシーズンはどうしても隣の芝生が青く見えてしまい、自分のゴルフを見失いがちになる。でも、畑岡さんというモデルケースがいて、彼女の後ろ姿が良い方向へ導いてくれるのではと思っています。
■松山英樹はここを乗り越えると、恐ろしいくらい強くなる
丸山:青木功さんにしても“オリエンタルマジック”といわれたパッティングや世界一のバンカーショットがあったからこそ、『世界のアオキ』と呼ばれたわけです。若手はもっとバランスの取れたゴルフをできるようにして、世界に立ち向かえば全然違う結果になると思います。
理想を言えば、国内ツアーを主戦場にしていても、世界ランキングで50位以内に入る選手が出てきてほしいですね。スポットでメジャーに出場してもあっさりとトップ10に入れる選手がほしい。欧州ツアーにはそういう選手がたくさんいるし、世界のどこに行っても強いんだという選手が日本からも出てくるといいですね。
服部:女子は海外志望の選手が増えてきていますが、畑岡さんという日本のエースが海外にいるのは大きいですね。彼女は国内ツアーでは飛距離でほかの選手を圧倒していましたが、米ツアーでは平均かそれ以下のときもありました。参戦1年目は飛距離を伸ばそうとしてぬかるみにはまったものの、飛距離が問題じゃないと気づいた2年目からは、毎年賞金ランキングと世界ランキングを上げています。メジャーでの優勝もあと一歩のところまで来ています。
昨年の河本結さんもそうですが、最初のシーズンはどうしても隣の芝生が青く見えてしまい、自分のゴルフを見失いがちになる。でも、畑岡さんというモデルケースがいて、彼女の後ろ姿が良い方向へ導いてくれるのではと思っています。
■松山英樹はここを乗り越えると、恐ろしいくらい強くなる