TPCソーグラスの名物ホール、浮島グリーンの17番パー3、（第1ラウンドは143ヤード）は初日からアゲンストの風に煽られ、水の餌食になる選手が続出した。

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アン・ビョンハン（韓国）は1打目のティショットがグリーン前にショートし水しぶきを上げるとドロップエリアからの3打目はグリーンオーバー、5打目もオーバすると7打目はグリーンからスピンで戻って手前に転がり落ちた。20％と制限されながらもコースに入った観衆からは大きなため息、9打目でようやくオンすると2パットで「11」を記録した。

シャール・シュワーツェル（南アフリカ）も2発をグリーン奥の水に打ち込み5打目で13メートルにオン、これを3パットして「8」と崩れた。ケビン・ナ（米国）は3発を奧の水に落として7打目がようやく奧のラフに止まると、そこからカップに沈めて「8」、「81」と崩れると腰痛で大会から棄権した。

なお、松山英樹が初日唯一のバーディを奪ったのもこの17番。同ホールのワーストスコアは05年にボブ・トゥエー（米国）が記録した「12」となっている。