＜マスターズ　2日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC（米ジョージア州）◇7475ヤード・パー72＞

今年の海外メジャー初戦は2日目の競技がスタート。2年ぶりにパトロンが入っているオーガスタの地が、ますまず熱を帯びてくる。

安田祐香がコースメモでオーガスタを解説【写真】

初日は硬く締まったグリーンに各選手がてこずり、アンダーパーはわずか12人。その頂点に立ったのは、圧巻の「65」をマークしたジャスティン・ローズ（イングランド）。平均スコアが74を越える難コンディションで、1イーグル・7バーディ・2ボギー。2位に4打差をつけたが、2日目もこの調子が続くのか。

その2位にはいブライマン・ハーマン（米国）と松山英樹。松山は前半を1イーグル・1バーディ。後半の13番ではクリークにつかまりそうなショットがなんとか残りバーディを奪うなど、初日から首位争いを見せた。

2011年にアマチュアとして初出場してローアマを獲得。今年で10回目の出場で最高成績は15年の5位。最高成績更新とともに、悲願のメジャー制覇まで見据え、日本時間の深夜2時00分にスタート。週末に向けて最高の形を演出できるか。2日目は午後スタートだが、現地時間夕方には雷雨の予報。コースコンディションにも影響を及ぼすかもしれない。