<マスターズ 2日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>
ツアー未勝利、昨年前半は下部ツアーを主戦場にしていたウィル・ザラトリス(米国)が4つスコアを伸ばし、トータル6アンダーの2位に浮上した。
松山英樹、2021年のドライバースイング【連続写真】
2018年にプロ転向。アーノルド・パーマーと同じウェイクフォレスト大出身の24歳だ。ジュニア時代は全米ジュニア制覇など実績も十分だが、昨年は下部のコーン・フェリーツアーにかろうじて出場を果たし1勝。賞金ランキング1位に入り、9月の「全米オープン」出場権を獲得すると、6位タイの好成績を収めた。この活躍で今季のテンポラリーメンバー(特別一時会員)となると、ここまでトップ10が5回。今回の活躍も決して驚くべきことではない。
とはいえ、「マスターズ」には今回が初出場。世界ランキングトップ50の資格で滑り込んだ大会で、怖い物知らずの活躍だ。そして、その活躍は、“感謝”の気持ちから来るという。「コロナがなければここにはいないと思う」と、人生の転機となった期間で、生まれ変わったと振り返る。
20年2月に行われた下部ツアーの「パナマ選手権」で90人中2人しか通過しない予選会を突破。その頃には、プロとして通用しないかもしれないという思いもあったというが、同大会の本戦で決勝に進出すると、コロナ禍で中断となった期間から再開後は、あれよあれよと好成績をたたき出し、プロの階段を駆け上がった。
ツアー未勝利、昨年前半は下部ツアーを主戦場にしていたウィル・ザラトリス(米国)が4つスコアを伸ばし、トータル6アンダーの2位に浮上した。
松山英樹、2021年のドライバースイング【連続写真】
2018年にプロ転向。アーノルド・パーマーと同じウェイクフォレスト大出身の24歳だ。ジュニア時代は全米ジュニア制覇など実績も十分だが、昨年は下部のコーン・フェリーツアーにかろうじて出場を果たし1勝。賞金ランキング1位に入り、9月の「全米オープン」出場権を獲得すると、6位タイの好成績を収めた。この活躍で今季のテンポラリーメンバー(特別一時会員)となると、ここまでトップ10が5回。今回の活躍も決して驚くべきことではない。
とはいえ、「マスターズ」には今回が初出場。世界ランキングトップ50の資格で滑り込んだ大会で、怖い物知らずの活躍だ。そして、その活躍は、“感謝”の気持ちから来るという。「コロナがなければここにはいないと思う」と、人生の転機となった期間で、生まれ変わったと振り返る。
20年2月に行われた下部ツアーの「パナマ選手権」で90人中2人しか通過しない予選会を突破。その頃には、プロとして通用しないかもしれないという思いもあったというが、同大会の本戦で決勝に進出すると、コロナ禍で中断となった期間から再開後は、あれよあれよと好成績をたたき出し、プロの階段を駆け上がった。