今年2月にカリフォルニア州ロサンゼルス郊外での自動車事故で、右足の複雑骨折という大けがを負ってから2カ月。タイガー・ウッズ（米国）が、自身のインスタグラムに事故後初めて写真をアップし、リハビリが順調に進んでいる様子を伝えた。アップされたのは23日（金）の午後6時前で、場所は明記されていないが自宅のある米フロリダ州とみられる。

これがインスタグラムに投稿された現在のウッズの様子

投稿したのは、右足の膝下はしっかりとギブスで固められているが、両手で松葉杖をつきながらも両足で立っている姿を写したもの。トレーニングウェアでキャップもかぶり、愛犬とともにゴルフコースを訪れている。そこに「僕のコースは僕よりも先に進んでいるが、でも信頼できるリハビリのパートナーが居るのは最高だ。僕にとってのベストフレンド」というコメントも添えられた。

ちなみにウッズの横に座っている愛犬はバグボーダーコリーとスプリンガー・スパニエルのミックスで、名前は“バグ”。2015年にウッズの家に迎えられた。現在はこのバグとオーストラリアン・シェパードのローラが愛犬たちで、一緒に写るウッズも笑顔だ。

事故で負った足の手術をロサンゼルスで行ったあとに入院し、3月半ばにはフロリダ州の自宅へと戻り療養を続けている。ローリー・マキロイ（北アイルランド）やジャスティン・トーマス（米国）など仲間たちが自宅を訪れ回復ぶりを伝えていたが、ウッズの姿を目にするのは久々のこと。

ヒゲを生やした顔で元気そうな姿がアップされると、1時間内に30万件近い“いいね”と多くのコメントを寄せられている。（文・武川玲子＝米国在住）