終盤は15番、16番で連続ボギーを喫し、スピースとの差は1打に縮まった。しかし、グリーン左に外した17番のアップ&ダウンのパーセーブが大きかった。ショットが乱れ続けたスピースは18番の2打目を池に落として自滅。「ジョーダン・コール」の中で集中力を保ち続けたコクラックが最後は2打差で通算2勝目を挙げた。
昨年10月、コロナ禍で本来の韓国開催がラスベガス開催となったCJカップ・アット・シャドウクリークを制し、米ツアーデビューから233試合目にして、ようやく初優勝を挙げたコクラック。
あのときは「これまで何百万回も優勝争いに絡み、勝てなかったけど、僕はいつか必ず勝てるはずだ、その力はあるはずだと信じてきた」と語っていたが、今回は、あの初優勝で得た自信を胸に抱き、勝利を信じて挑んだ。
コクラックの自信の礎となっていたのは、あの初優勝のころからずっと好調さを持続しているパットだ。元ツアープロだったキャディのデビッド・ロビンソンから「もう少し長いパターに替えた方がいい」と助言され、36インチのベティナルディを握り始めて以来、「よりアップライトに立てるようになり、ストロークもしやすくなって入るようになった」と振り返った。
昨年10月の初優勝も今回の2勝目も「パットが好調になったおかげ。キャディのおかげだ」と語っていたが、勝因はそれだけではなかったはずだ。
飛んで曲がらない見事なドライビングがあったからこそ、好調なパッティングとのコンビネーションでスコアを伸ばすことができた。自信に裏打ちされた冷静なプレーぶり。アウェイに打ち勝つための忍耐と集中力。そのすべてが勝因となったが、最大の力になったのは、やはり「勝つぞ」という気概。強い心があったからこそ、ショットもパットもコントロールすることができた。
昨年10月、コロナ禍で本来の韓国開催がラスベガス開催となったCJカップ・アット・シャドウクリークを制し、米ツアーデビューから233試合目にして、ようやく初優勝を挙げたコクラック。
あのときは「これまで何百万回も優勝争いに絡み、勝てなかったけど、僕はいつか必ず勝てるはずだ、その力はあるはずだと信じてきた」と語っていたが、今回は、あの初優勝で得た自信を胸に抱き、勝利を信じて挑んだ。
コクラックの自信の礎となっていたのは、あの初優勝のころからずっと好調さを持続しているパットだ。元ツアープロだったキャディのデビッド・ロビンソンから「もう少し長いパターに替えた方がいい」と助言され、36インチのベティナルディを握り始めて以来、「よりアップライトに立てるようになり、ストロークもしやすくなって入るようになった」と振り返った。
昨年10月の初優勝も今回の2勝目も「パットが好調になったおかげ。キャディのおかげだ」と語っていたが、勝因はそれだけではなかったはずだ。
飛んで曲がらない見事なドライビングがあったからこそ、好調なパッティングとのコンビネーションでスコアを伸ばすことができた。自信に裏打ちされた冷静なプレーぶり。アウェイに打ち勝つための忍耐と集中力。そのすべてが勝因となったが、最大の力になったのは、やはり「勝つぞ」という気概。強い心があったからこそ、ショットもパットもコントロールすることができた。