人気選手であれば、例えばタイガー・ウッズ(米国)は毎日必ず記者と向き合っているが、プレーに怒り心頭だったりすると無言で立ち去ることもまれにあった。先日の「全米プロゴルフ選手権」でローリー・マキロイ(北アイルランド)が初日に言葉を残さず立ち去ったが、翌日にはまた記者の前に現れてきちんと話している。
日本の選手は日本のテレビと記者への対応を毎日求められる。負担だろうが、みなほぼしっかりと対応してくれる。ごくまれにその日のプレーによってはどうしても話したくないこともあり、無言でコースを去ることもある。全米プロでは金谷拓実が初日に、松山英樹が3日目に無言だった。ところが、もちろん大会からのおとがめなどは一切ないのがゴルフ界。翌日には二人ともまたメディアの前に姿を現してくれた。
テニス界では「30分以内に」という細かい規定もあるようだが、以前に松山が「プレーを終えた直後はどうしても気持ちが高ぶっていて整理できていない」と話したことがある。
少し時間を置いてから話すことができれば双方にとって良い解決策の一つになるのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)
日本の選手は日本のテレビと記者への対応を毎日求められる。負担だろうが、みなほぼしっかりと対応してくれる。ごくまれにその日のプレーによってはどうしても話したくないこともあり、無言でコースを去ることもある。全米プロでは金谷拓実が初日に、松山英樹が3日目に無言だった。ところが、もちろん大会からのおとがめなどは一切ないのがゴルフ界。翌日には二人ともまたメディアの前に姿を現してくれた。
テニス界では「30分以内に」という細かい規定もあるようだが、以前に松山が「プレーを終えた直後はどうしても気持ちが高ぶっていて整理できていない」と話したことがある。
少し時間を置いてから話すことができれば双方にとって良い解決策の一つになるのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)