トリーパインズは米国男子ツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の舞台でもあり、ウッズは前身の「ビュイック招待」から数えてここで計8勝を挙げている。それだけ相性が良い場所だけに、プレーを見られないのは残念でならない。
また、全米オープンはコースセッティングにも特徴がある。優勝の想定スコアはイーブンパーとされており、非常に深いラフと狭いフェアウェイ、極限まで速く設定されたグリーンといったサディスティックなまでのハードなセッティングが施されることが多く、最も忍耐力が求められるメジャー大会となっている。近年この傾向も薄れているとはいえ、難しいことに変わりない。
■最多勝は帝王ほか4人 日本人最高成績は青木功、松山英樹の2位!
これまで120回行われてきた大会で、最多となる4勝を挙げているのはウィリー・アンダーソン、ボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラスの4人。最多連続優勝はそのアンダーソンが成し遂げた3連覇となっている。
08年に死闘を制したウッズは00年、02年と大会3勝。その00年にペブルビーチゴルフリンクスで優勝した際に2位以下につけた15打差は、今なおメジャー大会では歴代最大差となっている。また、今年の全米プロを50歳で制したフィル・ミケルソン(米国)は今大会のみ勝てていない。メジャー連勝で生涯グランドスラムとなるか。
日本勢に目を向けると最高成績は、1980年大会でニクラスと“バルタスロールの死闘”と呼ばれる戦いを演じた青木功、エリンヒルズで行われた17年大会の松山英樹の2位。次がシネコックヒルズゴルフクラブで行われた04年の丸山茂樹の4位となっている。
また、全米オープンはコースセッティングにも特徴がある。優勝の想定スコアはイーブンパーとされており、非常に深いラフと狭いフェアウェイ、極限まで速く設定されたグリーンといったサディスティックなまでのハードなセッティングが施されることが多く、最も忍耐力が求められるメジャー大会となっている。近年この傾向も薄れているとはいえ、難しいことに変わりない。
■最多勝は帝王ほか4人 日本人最高成績は青木功、松山英樹の2位!
これまで120回行われてきた大会で、最多となる4勝を挙げているのはウィリー・アンダーソン、ボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラスの4人。最多連続優勝はそのアンダーソンが成し遂げた3連覇となっている。
08年に死闘を制したウッズは00年、02年と大会3勝。その00年にペブルビーチゴルフリンクスで優勝した際に2位以下につけた15打差は、今なおメジャー大会では歴代最大差となっている。また、今年の全米プロを50歳で制したフィル・ミケルソン(米国)は今大会のみ勝てていない。メジャー連勝で生涯グランドスラムとなるか。
日本勢に目を向けると最高成績は、1980年大会でニクラスと“バルタスロールの死闘”と呼ばれる戦いを演じた青木功、エリンヒルズで行われた17年大会の松山英樹の2位。次がシネコックヒルズゴルフクラブで行われた04年の丸山茂樹の4位となっている。