<全米オープン 最終日◇20日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>
首位と5打差の14位タイから逆転優勝を目指して最終日をスタートしたブルックス・ケプカ(米国)。メジャー4勝の“大舞台に強い男”にふさわしいプレーで上位に詰め寄ったが、上がり3ホールで失速。史上7人目の大会3勝目はならなかった。
B・ケプカはインパクトで“左ヒジ”が曲がっているから強く叩ける【連続写真】
2番で2打目をベタピンにつけてバーディを先行させると、前半だけで3つ伸ばし後続の上位勢にプレッシャーをかけていく格好の展開。12番でこの日最初のボギーを叩いたが13番でバウンスバック。さらに15番でもバーディを奪い、あとはクラブハウスリーダーとして見守れば良いところまで来ていた。
だが、16番パー3で「スイングが悪かった。引っ張ってしまった」とティショットを左のバンカーに入れて寄せられずボギーとすると、ここまで3日間難易度が最低の18番パー5ではティショットを右のフェアウェイバンカー、さらに2打目をグリーン右手前のラフに入れると、バンカー越えの3打目はバンカーへ…。さらに3メートルのパーパットは「どうして逃したのかわからない…」と左を抜けて万事休す。ハリス・イングリッシュがケプカを上回るトータル3アンダーでホールアウトしており、3度目のタイトルはついえた。
「僕は持っていなかった。これが現実さ」。優勝こそ逃したが、最後まで見せ場を作るのはさすがは「メジャーは僕の舞台」と言い切る男。次なる「全英オープン」ではどんなプレーを見せてくれるのか。
首位と5打差の14位タイから逆転優勝を目指して最終日をスタートしたブルックス・ケプカ(米国)。メジャー4勝の“大舞台に強い男”にふさわしいプレーで上位に詰め寄ったが、上がり3ホールで失速。史上7人目の大会3勝目はならなかった。
B・ケプカはインパクトで“左ヒジ”が曲がっているから強く叩ける【連続写真】
2番で2打目をベタピンにつけてバーディを先行させると、前半だけで3つ伸ばし後続の上位勢にプレッシャーをかけていく格好の展開。12番でこの日最初のボギーを叩いたが13番でバウンスバック。さらに15番でもバーディを奪い、あとはクラブハウスリーダーとして見守れば良いところまで来ていた。
だが、16番パー3で「スイングが悪かった。引っ張ってしまった」とティショットを左のバンカーに入れて寄せられずボギーとすると、ここまで3日間難易度が最低の18番パー5ではティショットを右のフェアウェイバンカー、さらに2打目をグリーン右手前のラフに入れると、バンカー越えの3打目はバンカーへ…。さらに3メートルのパーパットは「どうして逃したのかわからない…」と左を抜けて万事休す。ハリス・イングリッシュがケプカを上回るトータル3アンダーでホールアウトしており、3度目のタイトルはついえた。
「僕は持っていなかった。これが現実さ」。優勝こそ逃したが、最後まで見せ場を作るのはさすがは「メジャーは僕の舞台」と言い切る男。次なる「全英オープン」ではどんなプレーを見せてくれるのか。