東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをオリンピックゴルフランキング順におさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

松山英樹の豪打を五輪で見られる！【連続写真】

【コリン・モリカワ】（米国）
■年齢：1997年2月6日生まれ　24歳
■身長・体重：175センチ、73キロ
■プロ転向：2019年
■主な戦績：米ツアー4勝、メジャー1勝

カリフォルニア州ロサンゼルス出身で、大学はサンフランシスコ郊外のカリフォルニア州立大学バークレー校に進学。2018年5月には世界アマチュアランキングの1位に3週間君臨した。ルーキーイヤーの19年「RBCカナディアンオープン」でプロデビューし、6試合目の「バラクーダ選手権」で初優勝。20年の「全米プロゴルフ選手権」では、大混戦を制して23歳でメジャー初制覇を果たした。24歳の誕生日を前に全米プロで優勝したのは4人目。ローリー・マキロイ（北アイルランド）の23歳3カ月がもっとも若く、次いでジャック・ニクラス（米国）がわずかにモリカワより若く、4番目の若さがタイガー・ウッズ（米国）の23歳7カ月。並み居るレジェンドの仲間入りを果たした。

モリカワという名字からも分かるようにハーフジャパニーズ。父が日系米国人で、中国人の母を持ち、父方の祖父母はハワイ出身という家系。残念ながら日本語は話せないが、いつもスマイルで質問に答えてくれるなかなかのナイスガイ。「ZOZOチャンピオンシップ」で来日した際には、「ホームのように思えた」とうれしそうに話していた。