注目は8番パー5｡打ち下ろしとはいえ777ヤード、ドライビングコンテストも行われミケルソンは左のバンカー､一方のデシャンボーは500ヤード超えに挑戦したがラフにわずかにつかまり届かず480ヤードだった｡後半に入ってデシャンボー組がようやく勢いに乗り、10番から3ホール連続で勝利。16番でロジャースが4メートル強のバーディパットを沈めると3アンド2でデシャンボー＆ロジャース組が勝利した｡

｢きょうは僕もブレイディも2人とも、ものすごく良いプレーだった｡アンダーパーのプレーだったのに､彼らのほうがもっと良いプレーだった｣とミケルソンは脱帽｡

｢ものすごくおもしろい戦いだった｣とデシャンボーは初出場をエンジョイ。｢僕がショットで稼いで､ロジャースがグリーン上でぜんぶ決めてくれた｡最高のパートナーだ｣とデシャンボーはミケルソンを下して上機嫌だった｡

今大会はテレビマッチとして開催され収益はすべてチャリティへ｡“フィーディングアメリカ“とモンタナ州”フードバンク“で260万ドル（約2億9千万円）が寄付､630万の食事も合わせて寄贈される｡（武川玲子＝米国在住）