2007年に｢全米オープン｣､09年に｢マスターズ｣を制したメジャーチャンピオンのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)は7日(水)､母国アルゼンチン､ブエノスアイレスから北西約800キロのコルドバ州の裁判所で2年の実刑判決を受け､カブレラは直ちに収監されたと地元メディアが伝えている｡

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カブレラは妻への暴行､脅迫､窃盗などの容疑で国際指名手配､ブラジルで身柄を拘束され､6月にブラジルに移送されていた｡

51歳のカブレラは恋人を車で轢こうとした罪にも問われたが､裁判でカブレラはすべての犯行を否認したが､地元テレビのニュースは｢他にも被害者がいて､逮捕状が出ていた｣と伝えた｡

メジャー2勝を含む米ツアー通算3勝､シニアのPGAツアーチャンピオンズにも参戦､昨年も9大会に出場し､9月にペブルビーチで開催された｢ピュアインシュランス選手権｣(9月18〜20日)を途中棄権したのが最後の大会となった｡

これら米国での滞在に対し､アルゼンチンへの出国届けが出されていなかったことからインターポールの国際指名手配となったという｡(武川玲子=米国在住)