戦略が似通っている点が、スピースのゴルフに合っている。
「両コースとも“空中戦が必要なリンクス”なんだ。ボールを上げなくてはならないが、だからといって大きな番手で距離を稼いでグリーンに乗せるようなことはできない」
さらにマット・クーチャー(米国)を逆転し、3打差をつけて優勝したあの17年大会。スピースは完全な“ゾーン”に入っていた。本人も、「17年はどこの会場でプレーしていたとしても、優勝できたと思う。それくらい調子がよく、おそらく僕の人生で最も好調だったと言ってもいいだろう」と振り返ったように、絶好調の状態だった。以来、数シーズンにわたって低調なパフォーマンスが続いていたが、この27歳の米国人は最高のタイミングで復活の兆しを見せている。
「今回は久々に調子が上がっている。ティショットでは自分の出すラインに自信をもって打てているし、きょうもいいショットが打てていた。だから65というスコアを出すことができたんだ。もちろん、さらに向上させたいけどね」
スピースには、さらに朗報がある。予選ラウンドを一緒に回るブランデン・グレイス(南アフリカ)は、18年のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)、19年にはシェーン・ローリー(アイルランド)と同組で予選ラウンドをプレー。つまりグレイスは、最終的な優勝者と2大会連続でプレーしているのだ。
運を担ぐタイプではないとはいえ、これを知ったスピースは、「フィールドには150人以上のトッププレーヤーが顔をそろえて、その人たちを負かさなければ優勝はできない」と前置きしたうえで、満面の笑顔でこう続けた。
「両コースとも“空中戦が必要なリンクス”なんだ。ボールを上げなくてはならないが、だからといって大きな番手で距離を稼いでグリーンに乗せるようなことはできない」
さらにマット・クーチャー(米国)を逆転し、3打差をつけて優勝したあの17年大会。スピースは完全な“ゾーン”に入っていた。本人も、「17年はどこの会場でプレーしていたとしても、優勝できたと思う。それくらい調子がよく、おそらく僕の人生で最も好調だったと言ってもいいだろう」と振り返ったように、絶好調の状態だった。以来、数シーズンにわたって低調なパフォーマンスが続いていたが、この27歳の米国人は最高のタイミングで復活の兆しを見せている。
「今回は久々に調子が上がっている。ティショットでは自分の出すラインに自信をもって打てているし、きょうもいいショットが打てていた。だから65というスコアを出すことができたんだ。もちろん、さらに向上させたいけどね」
スピースには、さらに朗報がある。予選ラウンドを一緒に回るブランデン・グレイス(南アフリカ)は、18年のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)、19年にはシェーン・ローリー(アイルランド)と同組で予選ラウンドをプレー。つまりグレイスは、最終的な優勝者と2大会連続でプレーしているのだ。
運を担ぐタイプではないとはいえ、これを知ったスピースは、「フィールドには150人以上のトッププレーヤーが顔をそろえて、その人たちを負かさなければ優勝はできない」と前置きしたうえで、満面の笑顔でこう続けた。