<全英オープン 最終日◇18日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>
大会トロフィーのクラレット・ジャグに、“MORIKAWA”の文字が刻まれた。首位と1打差の2位からスタートした大会最終日。ボギーなしの4バーディで首位を奪い、メジャー大会2勝目を決めた。
マキロイら世界のトッププロのスイングを徹底解説【連続写真】
米国カリフォルニア州出身の24歳。父が日系で、モリカワという名前で、日本でもファンを増やしている。カリフォルニア州バークレー校を卒業しプロ転向したのが2019年。6戦目でツアー初優勝を挙げると、20年には「全米プロゴルフ選手権」での初出場初優勝を含む2勝。そして今年も2月に「WGC-ワークデイ選手権」に勝利。そして今回は、初出場ながら全英までも制した。
パワーゲーム全盛のツアーの中で、モリカワが正確無比なアイアンショットでスコアをつくってきた。パーオン率は2位。スコアへの貢献度示すストロークス・ゲインド部門では、グリーンを狙うショット部門で1位。唯一苦手としてきたパッティングも今大会ではバツグンの数字を叩きだし、まさにアナのない堅実なゴルフで偉業を果たした。
身長175センチで平均飛距離は300ヤードに届かないモリカワだが、正確性で十分戦えることを証明してみせた。「人生で最高の瞬間」と形容するに値する、見事な勝利だった。
大会トロフィーのクラレット・ジャグに、“MORIKAWA”の文字が刻まれた。首位と1打差の2位からスタートした大会最終日。ボギーなしの4バーディで首位を奪い、メジャー大会2勝目を決めた。
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米国カリフォルニア州出身の24歳。父が日系で、モリカワという名前で、日本でもファンを増やしている。カリフォルニア州バークレー校を卒業しプロ転向したのが2019年。6戦目でツアー初優勝を挙げると、20年には「全米プロゴルフ選手権」での初出場初優勝を含む2勝。そして今年も2月に「WGC-ワークデイ選手権」に勝利。そして今回は、初出場ながら全英までも制した。
パワーゲーム全盛のツアーの中で、モリカワが正確無比なアイアンショットでスコアをつくってきた。パーオン率は2位。スコアへの貢献度示すストロークス・ゲインド部門では、グリーンを狙うショット部門で1位。唯一苦手としてきたパッティングも今大会ではバツグンの数字を叩きだし、まさにアナのない堅実なゴルフで偉業を果たした。
身長175センチで平均飛距離は300ヤードに届かないモリカワだが、正確性で十分戦えることを証明してみせた。「人生で最高の瞬間」と形容するに値する、見事な勝利だった。