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「ヒデキにメンタルヘルスは必要ない」 海外メディアが見た松山英樹の強さと、五輪で見せた“ギャップ”

「ヒデキにメンタルヘルスは必要ない」 海外メディアが見た松山英樹の強さと、五輪で見せた“ギャップ”

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年8月3日 12時30分

ボギーを叩いてもバーディを獲っても、感情の起伏を激しく表に出すことのない松山。「選手によくメンタルヘルスについて聞くことがあるが、ヒデキに関してはメンタルヘルスは必要ないとメディアのあいだでも話している。よくナイスショットなのにフィニッシュで手を離したりするが、あれもきっと感情コントロール法のひとつなんだろう」と、淡々とプレーを続ける姿は“マスターズ覇者”然として映っていた。

しかし、そんな松山も最終日ばかりは感情が表れた。惜しいパットが続き、2打差で迎えた17番では2メートルのバーディパットを外して天を仰ぐ。18番も4メートル弱のバーディパットを外して銅メダル争いのプレーオフとなり、1ホール目で敗れてメダルには届かなかった。プレーオフを終えた後、「メダルを獲れなかった以上は、なんの評価もないですね」と、自身へ厳しい言葉が口をつく。普段あまり多くを語ることのない松山の口から、この日は五輪にかける思いが語られた。

「ゴルフはとてもハードな競技。1試合に多くの選手がいる中で、技術の差はわずかしかない。その中で上にいくのはほんの一握りだから、とてもタフなスポーツ。その中でヒデキが上にいるのは、並外れたメンタルコントロール。」と語るファーガソン氏。その松山が感情をあらわにするほど、この東京五輪へかける思いの強さが垣間見えた。4日間で見せた奮闘と、悔しがる様子、表情や言葉そのひとつひとつが、メダル以上の価値を魅せてくれたに違いない。

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