＜WGC-フェデックス・セントジュード招待　3日目◇7日◇TPCサウスウインド（テネシー州）◇7233ヤード・パー70＞

国内男子ツアーで今年大ブレイクを果たしている木下稜介。「日本ゴルフツアー選手権」優勝の資格で世界ゴルフ選手権シリーズの「WGC-フェデックス・セントジュード招待」に出場しているが、3日目はスコアを伸ばせずにトータルイーブンパーの55位タイで最終日に向かう。

稲見萌寧が誇らしげに銀メダルをかかげた

木下は東京五輪の女子ゴルフで銀メダルを獲得した稲見萌寧と同じ奥嶋誠昭氏に師事するが、その稲見の活躍に祝福の言葉を寄せた。

「メダルが取れてよかった。惜しかったですけどね、最後。銀メダルはすばらしい」と、最終ホールでボギーを喫し金メダルを逃したものの、日本ゴルフ界に五輪のメダルをもたらした活躍を動画配信サイトのハイライトで見たという。

木下は日本ゴルフツアー選手権で初優勝を挙げると、続く「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でツアー2勝目を早々に飾った。その福島でキャディを務めたのが奥嶋氏。そしてその奥嶋氏は五輪でも稲見のバッグを担いで銀メダル。今年はそのほかの大会でも稲見の優勝をサポート。キャディとして2勝を援助し、「なにか持ってますね（笑）」と、コーチの存在にも感嘆の声を挙げた。