＜ザ・ノーザン・トラスト 事前情報◇16日◇リバティー・ナショナルGC（ニュージャージー州）◇7410ヤード・パー71＞

米国男子ツアーは、今週からフェデックスカップポイントランク上位125名によるプレーオフシリーズに突入する。年間王者の座をかけ、ここから3試合の“サバイバル”が行われる。その初戦を前にPGAツアーは恒例の優勝予想ランクを発表した。

松山英樹のドライバースイング、その特徴は？【連続写真】

そこで優勝候補筆頭に挙げられたのは、世界ランク1位のジョン・ラーム（スペイン）だ。6月の「全米オープン」優勝、そして7月の「全英オープン」も3位タイと、直近のメジャー大会で活躍。ツアー1位につける平均ストローク（69.429）など、スタッツ面でも安定感を示していることなども評価された。

以下、2位にジョーダン・スピース、3位にダニエル・バーガー、4位にブルックス・ケプカ、5位にダスティン・ジョンソン（いずれも米国）が続く。東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ（米国）は6位。フェデックスカップポイント1位でプレーオフに進んだコリン・モリカワ（米国）は9位という並びになっている。

フェデックスカップポイントランク14位でレギュラーシーズンを終えた松山英樹は、ツアーが選んだ20人には選ばれず。それでも2週前の世界選手権「フェデックス・セントジュード招待」では、惜しくも敗れたものの、優勝を争う三つ巴のプレーオフに進むなど結果も残している。“下馬評”を覆す活躍を期待したい。