＜シュライナーズ・チルドレン・オープン　2日目◇8日◇TPCサマリン（米ネバダ州）◇7255ヤード・パー71＞

強風が吹くコースで、松山英樹がスコアを落としてしまった。後半にはアクシデントもあり、3バーディ・4ボギーの「72」でトータル5アンダー。予選通過ギリギリの位置でのフィニッシュという展開には不満顔だ。

松山英樹のドライバースイングをコマ送りで

1番からスタートし5番でバーディが先行したが、直後の6番でボギー。9番パー5では難しいアプローチを寄せてバーディとして後半に入った。ところが強まる風に苦戦。11番では砲台グリーンへのアプローチが戻りボギー、13番では6メートルを沈めてバーディとしたが、16番でアクシデントが起こる。

ティショットを右に曲げると、これが男性ギャラリーの額を直撃。男性は流血し、救急が駆けつけるまで松山も心配そうに男性のそばで見守った。「申し訳ない気持ちでいっぱいです」としたが、動揺もあったなかでこのホールをボギー。上がりの18番もボギーとしてスコアを落としてしまった。

「何もよくないという感じです」と振り返った一日。「きのう終わったあとの練習はよかったので大丈夫かなと思ったけど、コースに出ると最後までいい感覚が戻ってこない」と納得できないままに終わった。