19年にはスイングコーチをブッチ・ハーモンからジョン・ティレリーに変えて、指導を受けている。ところが先週は同じラスベガスで開催された大会を予選落ちした後、週末はハーモンを訪れた。「アドバイスなどはなかったけれど、球を打った。ジョンとやっていることが正しい方向と言われたことは大きい」と自信を取り戻した。

「最終日は僕にとって大きな挑戦。上位は混戦だしまだまだ試合は終わっていない。このコースはティショットが重要。明日もこの3日間のように安定したティショットが打てるかがキーになる」とファウラーは気合を込める。

今週はコース内のコンドミニアムにジャスティン・トーマス（米国）とともに滞在。「友人のシェフが料理をしてくれて、とても美味しい食事に恵まれている」とリラックスした表情も見せる。

「JTとはゴルフの話しをして、それから（韓流ドラマの）スクイドゲームス（動画配信サービス）を観ている。字幕だから今週はたくさん読書をしている感じだ。（TVドラマの）テッド・ラッソの最終回も録ってある」と話すファウラー。2打差にはマキロイ、さらに1打差にはアダム・スコット（オーストラリア）ら3人、5打差内に9人が並ぶ混戦だが、リラックスムードが奏功するか。

「優勝争いの緊張でのプレーは僕にとって大きな挑戦。まだまだ試合は終わっていない」と油断はせず、復活を目指す。