60度で高さを出すというのもありますけど、同じロケーションで同じように56度で打つと、意外と56度のほうしっかり噛んで、スピンが利いたりもしている。自分も面白いなと思ってずっと見ているんです。どっちも必要で絶対的にどっちか1本でというのはないでしょうね」(宮野氏)
さらに興味深いのは、46度と52度のウェッジのシャフトは『DG Tour Issue S400』なのに対し、56度と60度のウェッジには、それよりもやや軽くて硬い『DG Tour Issue X100』が刺さっていること。これについては、「意外と深くはなくて、もともとはアイアンからウェッジまで全部S400で、X100も試した時期もあって、そのときのウェッジのフィーリングが悪くなかったから、それだけ残っています」と宮野氏は話す。
スイング、クラブ、ボール、シューズにいたるまで、松山の探究心はとどまることを知らない。現状に満足していないからこそ、世界最高峰の米ツアーで長く勝ち続けられるのだろう。
さらに興味深いのは、46度と52度のウェッジのシャフトは『DG Tour Issue S400』なのに対し、56度と60度のウェッジには、それよりもやや軽くて硬い『DG Tour Issue X100』が刺さっていること。これについては、「意外と深くはなくて、もともとはアイアンからウェッジまで全部S400で、X100も試した時期もあって、そのときのウェッジのフィーリングが悪くなかったから、それだけ残っています」と宮野氏は話す。
スイング、クラブ、ボール、シューズにいたるまで、松山の探究心はとどまることを知らない。現状に満足していないからこそ、世界最高峰の米ツアーで長く勝ち続けられるのだろう。