＜セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ　2日目◇7日◇カパルア・リゾート プランテーションC（米ハワイ州）◇7596ヤード・パー73＞

13位タイから出た2日目に5位タイまで順位を上げた松山英樹。そのプレーを昨年の「全米女子オープン」を制した笹生優花も、会場で見届けた。

これがメジャー女王も学んだマスターズ王者のドライバースイング【連続写真】

日頃から「毎日が勉強」という姿勢を口にする“メジャー女王”が、“マスターズ覇者”の姿を見て学んだ。そんな視線を受けた松山は、5番パー5で今年初のイーグルを奪うなど「65」をマークし、首位と5打差のトータル12アンダーまで伸ばし貫禄を示した。

これについて聞かれた松山は、「彼女は全米女子オープンで勝っていますし、（自分を）見て何かを学ぶことはあまりないんじゃないかなと思います」と感想を話す。ただ「（組に）ついてくれるのはうれしい」という気持ちはもちろん大きい。

全米女子オープン制覇で米国ツアーのメンバーになった笹生は、1月20日から始まる「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」（フロリダ州）で今季初戦を迎える。これに向けてもいいイメージになりそうだが、松山は「マネはしないでほしい（笑）」と冗談めかした。