68年の歴史を誇る今大会だが、アイルランド、イングランド、スコットランド、ウェールズで形成される英国出身選手が過去に勝利を挙げたことはない。優勝予想ランキングでも11大会連続で制覇している米国勢が上位に推される中、週末は“ダークホース”としての戦いぶりが注目されることだろう。

「ご覧の通り、伸ばし合いになっているから、トータル20アンダーには最低でも乗せないと。きょうのようなプレーがあと2日続けば、チャンスはあると思うよ」。同郷の全英覇者シェーン・ローリーとともに、アイルランドを代表するプレーヤーになりつつある34歳。下馬評を覆す大まくりを披露できるか。