金谷拓実がハワイで行われる米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で新年初戦を迎える。金谷といえばパッティングの上手さに定評があり、昨シーズンの国内男子ツアーの平均パットは片岡尚之に次いで2位だった。そのパッティングスタイルは独特で、左手が下、右手が上のクロスハンドで握り、ボールの近く立ってパターのヒールを浮かせて構える。この打ち方のメリットについて、本人に聞いてみた。
金谷拓実のグリップを接写【写真】
「アドレスでボールが遠いと、パターと左腕に角度ができますけど、近づいてパターを吊って構えることで左腕とパターが一直線になるんです」と金谷がいうように、前方からの構えを見てみると、左腕とパターが一直線になっている。
そして、クロスハンドで構えるため、右腕よりも左腕主導のストロークになる。「僕は右利きですけど、ストロークのイメージは左。そのほうがフェース面を感じやすいし、左腕とパターが一直線なので同調しやすいんです。ストロークのイメージは(円弧を描くのではなく)真っすぐです」と教えてくれた。
金谷がお手本にしたのは、米ツアーのパットの名手、スティーブ・ストリッカー(米国)。かつてはタイガー・ウッズ(米国)もストリッカーに教えを請い、ヒールを浮かせて打っていた。ボールの近くに立つと窮屈なので、「手の無駄な動きを減らせる」というメリットもある。
また、このクロスハンドグリップにも外から見ただけではわからない秘密がある。
金谷拓実のグリップを接写【写真】
「アドレスでボールが遠いと、パターと左腕に角度ができますけど、近づいてパターを吊って構えることで左腕とパターが一直線になるんです」と金谷がいうように、前方からの構えを見てみると、左腕とパターが一直線になっている。
そして、クロスハンドで構えるため、右腕よりも左腕主導のストロークになる。「僕は右利きですけど、ストロークのイメージは左。そのほうがフェース面を感じやすいし、左腕とパターが一直線なので同調しやすいんです。ストロークのイメージは(円弧を描くのではなく)真っすぐです」と教えてくれた。
金谷がお手本にしたのは、米ツアーのパットの名手、スティーブ・ストリッカー(米国)。かつてはタイガー・ウッズ(米国)もストリッカーに教えを請い、ヒールを浮かせて打っていた。ボールの近くに立つと窮屈なので、「手の無駄な動きを減らせる」というメリットもある。
また、このクロスハンドグリップにも外から見ただけではわからない秘密がある。