グリーンブックはグリーンを読むためのアンチョコだが、もっと言えば、グリーンを狙ってショットする際も大いに参考になるわけで、これまでは選手もキャディもラウンド中は四六時中、グリーンブックに見入り、そこに書かれた情報を頼ってショット、パットを行なっていた。
振り返れば、グリーンブックが米ツアーに登場したのは2008年ごろからで、現在の現役選手の大半がグリーンブックが存在している時代にデビューし、試合会場では当たり前のように、その恩恵に授かってきた。
これが使えなくなったことは、グリーンブックの情報に大きく依存していた選手ほど大打撃となっている。しかし、グリーンブックをほんの参考程度にとどめ、自らの感性重視でプレーしてきた選手は、グリーンブックが禁止となった今年からは、むしろ持ち前の感性勝負ができる。
そして、そんな感性勝負の時代の到来を最も喜んでいる筆頭といえるスミスが、グリーンブックが姿を消した新年初戦で見事に勝利したことは、決して偶然ではなかったはずだ。
「グリーンブックは、グリーン上でパットのラインを正しく読み、正しくストロークする能力、僕らが持つせっかくの生来の能力をダメにしてしまう」とは、感覚派で知られるジョーダン・スピースの言。
スミスもスピースの意見に大きく頷き、グリーンブック禁止を「ウェルカム!」と受け入れている一人だ。
振り返れば、グリーンブックが米ツアーに登場したのは2008年ごろからで、現在の現役選手の大半がグリーンブックが存在している時代にデビューし、試合会場では当たり前のように、その恩恵に授かってきた。
これが使えなくなったことは、グリーンブックの情報に大きく依存していた選手ほど大打撃となっている。しかし、グリーンブックをほんの参考程度にとどめ、自らの感性重視でプレーしてきた選手は、グリーンブックが禁止となった今年からは、むしろ持ち前の感性勝負ができる。
そして、そんな感性勝負の時代の到来を最も喜んでいる筆頭といえるスミスが、グリーンブックが姿を消した新年初戦で見事に勝利したことは、決して偶然ではなかったはずだ。
「グリーンブックは、グリーン上でパットのラインを正しく読み、正しくストロークする能力、僕らが持つせっかくの生来の能力をダメにしてしまう」とは、感覚派で知られるジョーダン・スピースの言。
スミスもスピースの意見に大きく頷き、グリーンブック禁止を「ウェルカム!」と受け入れている一人だ。