＜ソニー・オープン・イン・ハワイ　事前情報◇11日◇ワイアラエCC（米ハワイ州）◇7044ヤード・パー70＞

昨年ゴルフ界に明るい話題を届けたひとり、中島啓太（日体大3年）が、2022年の初戦をハワイで迎える。「ソニー・オープン・イン・ハワイ」にアマチュアとして出場、昨年は「ZOZOチャンピオンシップ」にも出場したが、海を渡っての米ツアー挑戦は初となる。

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「パー4がすごく長い印象と、ラフが長いので、PGAツアーを感じるところがあります。（芝も）なかなか日本では経験できない。ナショナルチームの遠征でアジアに行った時にはたまにこういう芝があるので、思い出してさぐりながらやりたいです」と、これまでの海外経験を武器に新年初戦に臨む。

昨年は国内男子ツアー「パナソニックオープン」でアマチュア優勝を遂げ、「アジアパシフィックアマチュア選手権」で優勝と飛躍の1年になった。世界アマチュアランキングは依然として1位をキープ。今年は「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」と海外メジャー3戦が待っており、それを終えれば、キャリアにひとつの区切りをつける。

「今年の秋にプロ転向をする予定です。今年は3つのメジャーがあるので、プロ、アマチュア関係なく自分の力を出し切りたい」と、昨年に増して内容の濃い1年になりそうだ。「いただいたチャンスを生かせるよう、自分のベストを出し切ってゴルフファンの方に見てもらえるプレーをしたい」。まずは初戦で力試しと行きたいところだ。