12日、米動画配信サービス大手の「ネットフリックス」がPGAツアーで活躍するトッププレーヤーのドキュメンタリーを制作すると発表した。コース内でのプレーだけでなく、活躍の舞台裏となるプライベートも公開、さらに“マスターズ”を含む四大メジャー大会も密着する。

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「メジャーを含めたPGAツアーとネットフリックスとのパートナーシップは、まったく新しい視聴者を獲得するものになる」とPGAツアーのチーフメディアオフィサーのリック・アンダーソン氏。「このドキュメンタリーはアスリートたちが実際にどんな生活を送っているのか、勝利することの意味、あるいは負ける思いをPGAツアーのシーズンを通じてファンに届けることができる」とコメントした。

ドキュメンタリーに出演するのは、コリン・モリカワ（米国）、ダスティン・ジョンソン（米国）、ジャスティン・トーマス（米国）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）、ザンダー・シャウフェレ（米国）の世界ランキング7位中の5人のトップランカーたちに加え、ジョーダン・スピース（米国）、ブルックス・ケプカ（米国）、トニー・フィナウ（米国）、セルジオ・ガルシア（スペイン）、バッバ・ワトソン（米国）、アブラハム・アンサー（メキシコ）、トミー・フリートウッド（英国）らの人気選手も名を連ねた。

注目すべきは世界アマチュアランキング1位、昨年のアジアパシフィック選手権を制した中島啓太も出演、21歳が初出場するマスターズに向けての準備が描かれるという。

ドキュメンタリーはシリーズとなり、ネットフリックスの人気ドキュメンタリー、「フォーミュラ1:生き残りを賭けたドライブ」を手がけた「ボックスメディア・スタジオ」と「ボックスボックス・フィルム」が制作する。