3月末の国内男子ツアー本格開幕を前に、海外で一足先にエンジンをかけ始めたひとりが星野陸也だ。今週行われる米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に参戦。同大会にはこれで3度目の出場だ。

星野陸也のドライバースイング【連続】

初出場の2019年は67位タイ、20年は45位タイで終わったが、昨年はメジャー3試合にも出場して経験値も増えた。「一昨年この試合に出たときよりも自信をもってプレーできると思う。何度も出ているので、トップ10を目指したい」と意気込む。

加えて国内ツアーの本格開幕までに、できるだけ世界ランキングを上げるという目標もある。ハワイでの1週間を終えたら、日本とアジアの共催大会「SMBCシンガポールオープン」、アジアンツアーの「サウジ国際」（※）に挑む予定だ。「日本ツアーが始まる前には、出られる試合があれば海外に行きたい。なるべく試合は出続けて、クラブも試合で試したいことがたくさんある」と、休む間も惜しんで実戦に臨む。

「去年はメジャーにも出て、つかんだことも色々ある。まずは自分を信じて、気負わずにできたら上位に行けるチャンスがある」。海外進出を目指して臨む新シーズン、まずはハワイからスタートだ。

（※SMBCシンガポールオープン終了時点の、アジアンツアー賞金ランク30位以内の資格で出場が可能）