＜ザ・アメリカンエクスプレス　3日目◇22日◇PGAウエスト スタジアムC（米カリフォルニア州）◇7147ヤード・パー72＞

2018年の全英覇者が難コースで好位置につけた。フランチェスコ・モリナリ（イタリア）は3日目に5つ伸ばしてトータル15アンダーの5位タイ。首位と3打差と優勝圏内に浮上した。

兄エドアルド・モリナリがツイッターに挙げたスロープレーリスト【写真】

ツアー屈指の難コースでメジャー覇者がうまさを見せた。この日は「耐えるところは耐えて、チャンスについたところでバーディを獲れた。良い一日だった」。名物ホール、池に囲まれたアイランドグリーンの17番パー3でベタピンバーディを奪うなど、6つのバーディを奪ってボギーは1つ。「パー3でいいプレーができたね」と安定したゴルフで上位に進出した。

勝てば19年の「アーノルド・パーマー招待」以来3年ぶりの優勝となるが、「本当に期待していないよ」とさらり。「長い間優勝争いしていなかったし、今年最初の試合だしね。もちろん、ここにいるのはいいことだけど」と話すにとどまったが、混戦模様の上位陣のなかでも実績はトップクラス。最終日にメジャー覇者の意地を見せたい。