■強く振っても体重をしっかり受け止めてくれる

ハワイで行われた今年初戦の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から、ニューモデルを投入したシャウフェレも歩きやすさを感じている。「ゴルフという仕事は歩いている時間が長い。一日に7〜10時間履き続けるためには安定性と快適性が必要。歩行時には適切な場所が屈曲し、スイング時は同じ場所が安定していなければならない。この2つが融合している」と機能に太鼓判を押す。

さらに、「僕は偏平足だから少し幅の広いシューズじゃないとダメ。このシューズは前足部が少しワイドになって快適だね」とフィット感も気に入っているようだ。

「スイングの話をするときにシューズにはあまり触れられないけど、シューズはクラブと同じくらい重要なギア」と言い切るシャウフェレ。具体的にどこを重視しているのかを聞いた。

「僕は背が高いわけではないので、遠くに飛ばすためにはできるだけ強く振らないといけない。バックスイングでは早めに右に体重移動をするので動きがクイック。そこで右足の安定感が大事になる。ダウンスイングでは、左足への体重移動を受け止めてくれて、かつ安定感がほしい。ボクにとっては、しっかりとしたグリップ力のあるこのTOUR 360が一番なんだ」

セントリーが行われた傾斜の強いカパルア・リゾート プランテーションCでも「まったく問題なかった」と信頼は厚い。