<ファーマーズ・インシュランス・オープン 最終日◇29日◇トリーパインズGC サウスコース(7765ヤード・パー72)、ノースコース(7258ヤード・パー72)◇米カリフォルニア州>
2019年の本大会以来優勝から遠ざかっている元世界ランキング1位に光が見えてきた。ジャスティン・ローズ(イングランド)が5バーディ・1ボギーの「68」と4つ伸ばしてトータル13アンダーでフィニッシュ。ツアー競技では今季初のトップ10に入った。
ミスターオンプレーン ジャスティン・ローズ19年のスイング【連続写真】
「多くのポジティブな面があったよ。優勝争いができて幸せだった」とローズ。ただ、悔しがったのは18番パー5。この日の難易度17番目とバーディが欲しいホールで、5番ウッドで2オンを狙った2打目が「ヒールに当たってしまった。距離が出なかった」と痛恨の池ポチャ。この一打でボギーとなり、優勝の可能性はついえた。
それでも「僕に欠けていたものの1つ」と課題にしていたパッティングが、ローズのコーチでかつてタイガー・ウッズ(米国)を指導したこともあるショーン・フォーリーとともに取り組んだ結果、上向いてきたのは好材料。「技術的な面でももちろん、物理的な面でも良くなってきた。進歩していると言えるね」。最終日のストロークゲインドパッティング(パッティングのスコアへの貢献度)は2.677。2打以上も“欠けていたもの”で稼いだ計算だ。
今回の結果は今後にもつながっていきそうだ。「100%励みになった。残りのシーズンに少し自信を持って臨めると思う。今回のやったことをベースにさらに上げていきたいね」。頂点を極めた男が、タイガーの庭と呼ばれるトリーパインズから這い上がっていく。
2019年の本大会以来優勝から遠ざかっている元世界ランキング1位に光が見えてきた。ジャスティン・ローズ(イングランド)が5バーディ・1ボギーの「68」と4つ伸ばしてトータル13アンダーでフィニッシュ。ツアー競技では今季初のトップ10に入った。
ミスターオンプレーン ジャスティン・ローズ19年のスイング【連続写真】
「多くのポジティブな面があったよ。優勝争いができて幸せだった」とローズ。ただ、悔しがったのは18番パー5。この日の難易度17番目とバーディが欲しいホールで、5番ウッドで2オンを狙った2打目が「ヒールに当たってしまった。距離が出なかった」と痛恨の池ポチャ。この一打でボギーとなり、優勝の可能性はついえた。
それでも「僕に欠けていたものの1つ」と課題にしていたパッティングが、ローズのコーチでかつてタイガー・ウッズ(米国)を指導したこともあるショーン・フォーリーとともに取り組んだ結果、上向いてきたのは好材料。「技術的な面でももちろん、物理的な面でも良くなってきた。進歩していると言えるね」。最終日のストロークゲインドパッティング(パッティングのスコアへの貢献度)は2.677。2打以上も“欠けていたもの”で稼いだ計算だ。
今回の結果は今後にもつながっていきそうだ。「100%励みになった。残りのシーズンに少し自信を持って臨めると思う。今回のやったことをベースにさらに上げていきたいね」。頂点を極めた男が、タイガーの庭と呼ばれるトリーパインズから這い上がっていく。