＜ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン　事前情報◇9日◇TPCスコッツデール スタジアムC（米アリゾナ州）◇7261ヤード・パー71＞

「これまでの成績にいいものを加えたいし、今週は1位を加えたい」。世界ランキング1位のジョン・ラーム（スペイン）が、これまで6回出場ですべてトップ16に入る好相性のホーム戦に挑む。

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ラームは会場からほど近いアリゾナ州立大で学生生活を過ごした。「今週はたくさんサポートをもらえる特別なイベントだし、ホームにいる感じが大きい」とただでさえ人気がある上に、熱狂的な地元サポーターのごひいき筆頭は気分がいい。

「いまの状態は悪くない。昨年暮れに2カ月半の休養をとったことで、いまはいわば、戦うスタミナが備わっている」と、今年に入ってからはトップ3が2回と順調な滑り出しを見せている。

ホームで初優勝の期待がかかる一方で、周囲からは心配の声もあがる。大会前の公式会見では、大学の先輩で親交の深いフィル・ミケルソン（米国）がサウジ拠点の新リーグ構想について、先週のサウジで発した言葉について意見を求められた。