＜ジェネシス招待 初日◇17日◇リビエラ・カントリークラブ（カリフォルニア州）◇7322ヤード・パー71＞

アダム・スコット（オーストラリア）にとって、今週は“5日間”の大会だ。最終日を終えて即、会場から約1時間の距離にあるコースに移動。翌月曜日は「ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ」の最終日に向かう。

6年前、松山英樹＆石川遼と日本で“競演”したアダム・スコット

ユニクロのグローバルブランドアンバサダーを務めるスコットは、常にジュニアゴルファーの育成を考え、日本ツアー参戦時にもジュニア向けの講演も行ってきた。今回はユニクロとタッグを組み、現地時間の土曜日から3日間大会を開催。そのファイナルラウンドにはスコット自らおもむき、スタートを見届けクリニックも行う。

自身は日曜日まで「ジェネシス招待」に参戦中とあって、ジュニア大会すべてを見届けることはできない。「みんなが楽しんでくれればいいんだけどね。自分のゴルフもそうだけど、今週はそこが気になるんだ」と、本大会3勝目（2005年大会は短縮となり非公式扱い）がかかるなかでも、一番に考えているのは子どもたちのことだ。

そんなスコットだが、「今年に入っていいプレーができているのに、結果が出ていなかった。きょうもスタートから悪くはなかったけど、なかなかガマンのラウンドだった」と前半は1オーバーでの折り返し。しかし後半に入りスコアがまとまった。上がり3連続を含む4バーディ。結果的に3アンダー・12位タイで戻ってくることができた。