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53年ぶり完全Vか、初優勝か 若手注目株の二人が最終決戦へ

53年ぶり完全Vか、初優勝か 若手注目株の二人が最終決戦へ

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2022年2月20日 15時30分

飛ばし屋としてならしているヤングだが、今大会でも平均飛距離323.2ヤード(全体12位)とその打棒を発揮している。しかし、特筆すべきはパッティングだ。パットの上手さを表すストロークス・ゲインドパッティングでは「8.008」を記録し、堂々の全体1位。リビエラの高速グリーンをものともせず、存在感を放っている。

「彼は適切なタイミングでパットを何度も決めていた。すばらしいプレーヤーだ」と、首位のニーマンへ称賛を送ったが、むざむざ勝利を許す気もない。「僕の前には一人の男がいるだけ。あすは、3打差が1ホールで消えることもある。何が起こるか分からないよ」。2日目に「-9」をたたき出した自負もある。伸ばし合いの展開だけに、最終日は逆転への自信ものぞかせた。

23歳のニーマンと24歳のヤング。若手注目株の二人は、もちろん最終日最終組で火花を散らす。もう一人も24歳のビクトル・ホブラン(ノルウェー)と非常に若いグループとなった。大会ホストのタイガー・ウッズ(米国)とともにトロフィーを掲げるのは、果たして。

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