サウジの新リーグで日々揺れるPGAツアーだが20日、「ジェネシス招待」の最終日が始まる前にPGAツアーがダスティン・ジョンソン（米国）のステートメントをツイッターで発表した。

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「ここ数カ月、新リーグへの僕自身、あるいはゴルフ界の将来についての憶測が過熱していたが、その憶測に終止符を打つべきときが来た。僕はPGAツアーに完全に専念する。世界のベストプレーヤーと戦う機会があること、僕と僕の家族がこれまですばらしい恩恵を受けてきたことをとてもうれしく思っている。

米国男子ツアーにはもちろん改革してさらに発展する部分もあるが、PGAツアーがリーダーシップをとって多くのスポンサーとともにすばらしいツアーにしていることにとても感謝している」

米PGAツアー24勝、元世界ランキング1位でもあるジョンソンはグレッグ・ノーマン（オーストラリア）が率いる「スーパー・ゴルフ・リーグ」へ移籍する一人と見られていた。

2月上旬に出場したアジアンツアーの「サウジ・インターナショナル」で新リーグについての質問には「コンセプトはすばらしい。チーム戦はファンにとってもっと興味深いものにある」と話したが、自身の動向については「まだ分からない」と肯定も否定もしていなかった。なお、今週開催されている2017年に勝利したジェネシス招待では今年は予選落ちだった。（文・武川玲子＝米国在住）