＜アーノルド・パーマー招待　事前情報◇1日◇ベイヒルC＆L（米フロリダ州）◇7466ヤード・パー72＞

強風が吹いた第3ラウンド、14番パー3（215ヤード）はティが大きく前にでて163ヤード。風はストレートのフォロー、ピッチングウェッジを手にしたマックス・ホーマ（米国）のショットはピンに向かって真っすぐ飛ぶと、手前5メートル弱に落ち、そのままラインを描いてカップインした。

松山英樹のバッグの中身をのぞき見

グッドショットにボールの行方を見守ったのかと思われたが、ホーマはすでに後ろを振り返って歩き出していた。

「実はすごく目が悪いんだ。僕はせいぜい10メートルくらしか見えない（笑）。だからいつもショットは見ないで歓声を聞いているだけ」とホーマ。「だからボールを見ないで、水のボトルを取りに行こうと歩き出していたら…そうしたら大歓声が上がったんだよ。焦った」。ホールインワンと分かるとキャディとハイタッチ。ツアーで初のエース達成も「見えなくて残念だった」と頭をかいた。

ちなみにホーマは昨年も第3ラウンドの14番でエースを体験。そのときは同伴競技者だったジャズ・ジェーンワタナノンド（タイ）が目の前で達成した。