1つ勝って得た自信が、さらなる勝利につながった。昨年11月からは、かつてバッバ・ワトソンとともに通算12勝を挙げたベテラン・キャディのテッド・スコットがシェフラーのバッグを担ぎ始め、以来、シェフラーは苦しい場面でも笑顔を見せるようになった。ベイヒルの最終日、難コースとの厳しい戦いの真っ只中で、シェフラーだけが明るい笑顔を覗かせていた。
「スイングはいまひとつだったけど、キャディがよくサポートしてくれた。そして、カギになるショット、パットに助けられた」
ただ一人、チャンスのあとの試練でスコアを落とさなかったこと。ただ一人、厳しいサバイバル合戦を笑顔で乗り切ったこと。それが、シェフラーの勝因だった。そんな彼の勝ち方は観ている人々にも笑顔を運び、爽やかな後味が残った。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)
「スイングはいまひとつだったけど、キャディがよくサポートしてくれた。そして、カギになるショット、パットに助けられた」
ただ一人、チャンスのあとの試練でスコアを落とさなかったこと。ただ一人、厳しいサバイバル合戦を笑顔で乗り切ったこと。それが、シェフラーの勝因だった。そんな彼の勝ち方は観ている人々にも笑顔を運び、爽やかな後味が残った。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)