「まるでパンチドランクだ」とボコボコにされて嘆いたのはローリー・マキロイ(北アイルランド)。2018年大会覇者は初日に「65」をマークして首位発進を決めた。しかし2日目に「72」で後退すると、週末は2日連続の「76」。最終的に13位で終えたが、「いいショットがまるでいい結果にならない。ここ3年まるで同じ。いいスタートを切っても続かない。週末で8オーバーだったけど、それよりもずっといいプレーをしたはずだ。今週のことは忘れるしかない」と悔しさを滲ませるほかなかった。
その一方で、20年大会覇者のハットンは「69」をマーク。「昨日は9打も多く『78』も打った」と3日目にはグリーンに苦戦。「昨日は本当に疲れ果てたんだ」と振り返る。
最終日は朝の練習場でティショットを大きく左に曲げ、9番フェアウェイに打ち込んだ。「あのショットは恥ずかしくて…自分でもショックだった。だからきょうはなにも期待しないでスタートした。それがよかった」と逆にグリーン上が冴えた。前日の倍の総距離120フィート(約36メートル)のパットを沈めて好スコアにつなげた。
「この試合に勝てるのは本当に幸運なこと。2年前も本当にタフなコンディションだったが今年はそれ以上だった」と勝利には一打及ばなかったが「69」というスコアに胸を張った。(文・武川玲子=米国在住)
その一方で、20年大会覇者のハットンは「69」をマーク。「昨日は9打も多く『78』も打った」と3日目にはグリーンに苦戦。「昨日は本当に疲れ果てたんだ」と振り返る。
最終日は朝の練習場でティショットを大きく左に曲げ、9番フェアウェイに打ち込んだ。「あのショットは恥ずかしくて…自分でもショックだった。だからきょうはなにも期待しないでスタートした。それがよかった」と逆にグリーン上が冴えた。前日の倍の総距離120フィート(約36メートル)のパットを沈めて好スコアにつなげた。
「この試合に勝てるのは本当に幸運なこと。2年前も本当にタフなコンディションだったが今年はそれ以上だった」と勝利には一打及ばなかったが「69」というスコアに胸を張った。(文・武川玲子=米国在住)