ミケルソンがゴルフから距離を置くとしたのは、実は「PGAツアーを批判した内容だけではない」と指摘されている。
現在、ミケルソンに関する本が2冊発売される予定がある。1つは昨年10月にゴルフジャーナリストのインタビューに答えたフィルの自叙伝で、このインタビューは「オフレコだった」とミケルソンがしたものだが、その中で大きくPGAツアーを非難したことが問題となった。
そしてもう1冊、今年の12月に発売されるもので、ミケルソンの昔のギャンブル仲間だったビリー・ウォルター氏が共同著者に名前を連ねる。同氏は2017年にインサイダー取引で4300万ドル(約51億6000万円)を得たとして5年の実刑判決を受けている。
同氏はミケルソンも93万ドル(約1億1000万円)以上を得たと証言していた。この本の中にはミケルソンとのエピソードが書かれているとされ、ミケルソンがキャロウェイやKPMGなどほとんどのスポンサー契約を失ったのもこれが要因と指摘した。オーガスタ・ナショナルGCからも招かれなかったミケルソン。取り巻く状況はさらに悪化するのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)
現在、ミケルソンに関する本が2冊発売される予定がある。1つは昨年10月にゴルフジャーナリストのインタビューに答えたフィルの自叙伝で、このインタビューは「オフレコだった」とミケルソンがしたものだが、その中で大きくPGAツアーを非難したことが問題となった。
そしてもう1冊、今年の12月に発売されるもので、ミケルソンの昔のギャンブル仲間だったビリー・ウォルター氏が共同著者に名前を連ねる。同氏は2017年にインサイダー取引で4300万ドル(約51億6000万円)を得たとして5年の実刑判決を受けている。
同氏はミケルソンも93万ドル(約1億1000万円)以上を得たと証言していた。この本の中にはミケルソンとのエピソードが書かれているとされ、ミケルソンがキャロウェイやKPMGなどほとんどのスポンサー契約を失ったのもこれが要因と指摘した。オーガスタ・ナショナルGCからも招かれなかったミケルソン。取り巻く状況はさらに悪化するのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)