今年86回目を迎える“春の祭典”「マスターズ」。名門中の名門オーガスタ・ナショナルGCが舞台になる大会は、ルールや雰囲気など他の会場では決して味わえないものも多い。現地で“ここがすごい!”と感じたものを紹介する。
松山英樹のトップスイングがスゴい理由とは?
◇
『コースへの携帯電話の持ち込み禁止』。分かりやすく携帯電話と書いたが、マスターズではタブレットなども含め、コースに通信機器を持ち込むことが一切禁止されている。知っている人も多い有名なルールではあるが、いざ会場でそれを体験すると不思議な感覚に陥る。
ギャラリーはもちろんのこと、我々メディアの人間にもそれは適用される。プレスセンターでは使用が認められるが、コースへつながる出口には『ここから先は携帯電話の使用禁止』という内容が英語で書かれた看板も立てられている。
日頃スマホをにらんで情報を得たり、スコアの動向を追いながら取材先を決めるなど、今や重要な仕事道具の一つ。それを奪われるとなると…特に初日は不安しかなかった。数日経った今も、スマホを取り出そうと無意識にポケットをまさぐる数は減らない。万が一、その掟を破ると…退場を命じられたり、翌年以降も取材許可がおりない可能性もあるというのだから恐ろしい。スコアはコースにある手動のリーダーボードでチェック。それがオーガスタの常識だ。
松山英樹のトップスイングがスゴい理由とは?
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『コースへの携帯電話の持ち込み禁止』。分かりやすく携帯電話と書いたが、マスターズではタブレットなども含め、コースに通信機器を持ち込むことが一切禁止されている。知っている人も多い有名なルールではあるが、いざ会場でそれを体験すると不思議な感覚に陥る。
ギャラリーはもちろんのこと、我々メディアの人間にもそれは適用される。プレスセンターでは使用が認められるが、コースへつながる出口には『ここから先は携帯電話の使用禁止』という内容が英語で書かれた看板も立てられている。
日頃スマホをにらんで情報を得たり、スコアの動向を追いながら取材先を決めるなど、今や重要な仕事道具の一つ。それを奪われるとなると…特に初日は不安しかなかった。数日経った今も、スマホを取り出そうと無意識にポケットをまさぐる数は減らない。万が一、その掟を破ると…退場を命じられたり、翌年以降も取材許可がおりない可能性もあるというのだから恐ろしい。スコアはコースにある手動のリーダーボードでチェック。それがオーガスタの常識だ。