今年、86回目を迎える“春の祭典”「マスターズ」。名門中の名門オーガスタ・ナショナルGCが舞台になる大会は、ルールや雰囲気が他の会場では決して味わえないものも多い。現地で“ここがすごい！”と感じたものを紹介する。

パッケージにもロゴ！見た目は普通のサンドイッチですが…

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会場に入ってからというもの、あるものがやめられない。それが『エッグサラダ』という、いわゆる玉子サンド。食パンに、マヨネーズが絡まった玉子が挟まれる、見た目はなんてことないサンドイッチなのだが、これがうまい。初めて口にしてハマり、飽きることもなく最低1日1個は食べている。

これは大会の名物の一つでもあり、200円もしない値段で販売されている。フワフワの小ぶりの食パン2枚に、玉子がぎっしりつまっていて、1つ食べると十分お腹が膨れるくらいのボリュームなのもありがたい。まさにお買い得品だ。渡米前、『オーガスタで売られているものって高そうだな』というイメージを勝手に抱いていたが、それをすぐに砕いた一品でもある。

会場でも口にする人を、ここかしこで見かける。世界アマチュアランク1位に立つ中島啓太も、大会公式のインタビュー動画のなかで「大好き」と話していたのだが、それに大きくうなずいているのは記者一人ではないはず。きょうもバックに一つ携えてコースへ。“ランチタイム”が楽しみだ。（文・間宮輝憲）