<マスターズ 3日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7510ヤード・パー72>
直近の出場5試合で3勝。世界ランク、米国ツアーのポイントランクでともに1位に立つ男の勢いは、オーガスタでもおさまることはない。スコッティ・シェフラー(米国)が、3日目を終えトータル9アンダーで単独トップをキープ。後続に3打差をつけ、メジャー初優勝がかかる最終ラウンドに臨む。
世界最強フェーダー! スコッティ・シェフラーのドライバースイング【連続写真】
「とても落ち着いている。みんなが注目することは気にしていない。もしゴルフを職業にしているのなら、注目されることには慣れているはず」。190センチの25歳は、その体同様に肝っ玉も大きいようだ。世界中のゴルファーがあこがれる場所でも、「優勝争いをすることは本当におもしろい」と涼し気な表情を崩さない。
今季は2月の「WMフェニックス・オープン」、3月の「アーノルド・パーマー招待」、「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」と3勝。手がつけられないほどの好調を維持し、オーガスタに入った。風に加えて寒さとも戦ったムービングデーだが、一時11アンダーまで伸ばし、独走態勢を築きかけた。最終的には「71」と1つ伸ばすにとどまったが、「リードを保つことを考えるだけで、考え過ぎないように」と、それで気持ちが乱れることだってない。
最終18番を、あすにつながるプレーで締めたことも大きい。ティショットを左の林に打ち込み、アンプレヤブルを宣言した後の3打目もグリーンをオーバー。それでもパターで打った4打目を1メートル以内に寄せ、最少のロスで切り抜けた。「最後にボギーで上がるのはみんな嫌いだけど、あれはパーの気分だから、いいフィニッシュだよ」。つかんだ流れを切らさない強さも感じる。
直近の出場5試合で3勝。世界ランク、米国ツアーのポイントランクでともに1位に立つ男の勢いは、オーガスタでもおさまることはない。スコッティ・シェフラー(米国)が、3日目を終えトータル9アンダーで単独トップをキープ。後続に3打差をつけ、メジャー初優勝がかかる最終ラウンドに臨む。
世界最強フェーダー! スコッティ・シェフラーのドライバースイング【連続写真】
「とても落ち着いている。みんなが注目することは気にしていない。もしゴルフを職業にしているのなら、注目されることには慣れているはず」。190センチの25歳は、その体同様に肝っ玉も大きいようだ。世界中のゴルファーがあこがれる場所でも、「優勝争いをすることは本当におもしろい」と涼し気な表情を崩さない。
今季は2月の「WMフェニックス・オープン」、3月の「アーノルド・パーマー招待」、「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」と3勝。手がつけられないほどの好調を維持し、オーガスタに入った。風に加えて寒さとも戦ったムービングデーだが、一時11アンダーまで伸ばし、独走態勢を築きかけた。最終的には「71」と1つ伸ばすにとどまったが、「リードを保つことを考えるだけで、考え過ぎないように」と、それで気持ちが乱れることだってない。
最終18番を、あすにつながるプレーで締めたことも大きい。ティショットを左の林に打ち込み、アンプレヤブルを宣言した後の3打目もグリーンをオーバー。それでもパターで打った4打目を1メートル以内に寄せ、最少のロスで切り抜けた。「最後にボギーで上がるのはみんな嫌いだけど、あれはパーの気分だから、いいフィニッシュだよ」。つかんだ流れを切らさない強さも感じる。