今年、86回目を迎える“春の祭典”「マスターズ」。名門中の名門オーガスタ・ナショナルGCが舞台になる大会は、ルールや雰囲気が他の会場では決して味わえないものも多い。現地で“ここがすごい!”と感じたものを紹介する。
中島啓太もハマったサンドイッチ!
◇
コースで連日見かける長蛇の列がある。“お土産”を買おうと順番を待つ人々が作る列だ。オーガスタには数年前に新築されたばかりの巨大なマーチャンダイズ(大会公式グッズ)ビルディングがあり、そこにはたくさんの大会ロゴ入りグッズが並ぶ。どのギャラリーも、並々とグッズが入った袋を持ちながら闊歩。大きめのボストンバッグをいくつも両手と肩にひっかけて歩く強者の姿だって珍しくない。
なにがすごいかといえば、その“希少性”。「全米オープン」など他のメジャーでは、オンラインでもグッズを購入できるが、マスターズは現地販売のみ。ここでしか手に入らない貴重品を求め、次々と建物に人が吸い込まれる。それとは別に、選手だけが入れる小さな売り場も存在。そこにしか売っていないグッズもあるという話を聞き、ぜひ1度拝んでみたかったが、残念ながらメディアも立ち入ることは禁止されている。
その行列の先にはキャップやウェア、バッグ、小物など膨大なアイテムが並ぶ売り場が広がる。歩くのも困難なほど混雑しているのが基本だ。マスターズの前週に行われていた「オーガスタ女子アマ」に出場した日本勢が、期間中にお土産を持つ姿も目撃したが、その一人の六車日那乃が「ディズニーランドの行列みたいでした…」と目を丸くしたのにも深くうなずける。
中島啓太もハマったサンドイッチ!
◇
コースで連日見かける長蛇の列がある。“お土産”を買おうと順番を待つ人々が作る列だ。オーガスタには数年前に新築されたばかりの巨大なマーチャンダイズ(大会公式グッズ)ビルディングがあり、そこにはたくさんの大会ロゴ入りグッズが並ぶ。どのギャラリーも、並々とグッズが入った袋を持ちながら闊歩。大きめのボストンバッグをいくつも両手と肩にひっかけて歩く強者の姿だって珍しくない。
なにがすごいかといえば、その“希少性”。「全米オープン」など他のメジャーでは、オンラインでもグッズを購入できるが、マスターズは現地販売のみ。ここでしか手に入らない貴重品を求め、次々と建物に人が吸い込まれる。それとは別に、選手だけが入れる小さな売り場も存在。そこにしか売っていないグッズもあるという話を聞き、ぜひ1度拝んでみたかったが、残念ながらメディアも立ち入ることは禁止されている。
その行列の先にはキャップやウェア、バッグ、小物など膨大なアイテムが並ぶ売り場が広がる。歩くのも困難なほど混雑しているのが基本だ。マスターズの前週に行われていた「オーガスタ女子アマ」に出場した日本勢が、期間中にお土産を持つ姿も目撃したが、その一人の六車日那乃が「ディズニーランドの行列みたいでした…」と目を丸くしたのにも深くうなずける。