「毎年同じ場所でプレーするメジャー。他にこんなところはない。そしてこの大会は僕と、僕の家族にとってとても大きな意味がある。僕が生まれた年(1975年)にリー・エルダーが初めて黒人としてここでプレーをした。そして去年オナラリースターターも務めて、僕が25年前にここで勝ったときにもリーがいた。あれから25年経って、またここでプレーできた」
そのエルダー氏はマスターズに6度出場。昨年の大会では名誉スターターを務めたが、ウッズは出場することができなかった。そして同年11月にエルダー氏は87年の生涯を閉じた。1997年にウッズがマスターズ初制覇を挙げた時には、「僕がパイオニアではない。チャーリー・シフォード、リー・エルダー、テディ・ロデスが、道を開いた」という言葉も残したほど尊敬する人物への思いも胸に戦っていた。
そしてこの挑戦を成し遂げたことが、“次へ”の想いを掻き立てる。英国のスポーツ専門チャンネルのインタビューでは、今年7月14日開幕の「全英オープン」への出場も明言した。他の試合について具体的な言及はなかったが、「これから2日ほどゆっくり痛みを取って、次に進みたい」と話した。
「メジャーを戦うまで大変な道のりだった。この14カ月はどんなことが起こってもおかしくなかった。マスターズで戦えたことにとても感謝している」
最終日は母のクルティダさん、娘のサムさん、息子のチャーリー君、ガールフレンドのエリカ・ハーマンさんもその雄姿を見守った。周囲の支えとともに、まだ完全には自由がきかないその足で、ゆっくりと歩みを進めていく。
そのエルダー氏はマスターズに6度出場。昨年の大会では名誉スターターを務めたが、ウッズは出場することができなかった。そして同年11月にエルダー氏は87年の生涯を閉じた。1997年にウッズがマスターズ初制覇を挙げた時には、「僕がパイオニアではない。チャーリー・シフォード、リー・エルダー、テディ・ロデスが、道を開いた」という言葉も残したほど尊敬する人物への思いも胸に戦っていた。
そしてこの挑戦を成し遂げたことが、“次へ”の想いを掻き立てる。英国のスポーツ専門チャンネルのインタビューでは、今年7月14日開幕の「全英オープン」への出場も明言した。他の試合について具体的な言及はなかったが、「これから2日ほどゆっくり痛みを取って、次に進みたい」と話した。
「メジャーを戦うまで大変な道のりだった。この14カ月はどんなことが起こってもおかしくなかった。マスターズで戦えたことにとても感謝している」
最終日は母のクルティダさん、娘のサムさん、息子のチャーリー君、ガールフレンドのエリカ・ハーマンさんもその雄姿を見守った。周囲の支えとともに、まだ完全には自由がきかないその足で、ゆっくりと歩みを進めていく。