<マスターズ 最終日◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7510ヤード・パー72>
池やクリークが絡み、不規則に吹く風が選手を苦しめるアーメンコーナー。これはその難しさから「アーメン」と神に祈らずにはいられない、というオーガスタ・ナショナルGCの11番、12番、13番ホールの総称だ。トーナメントの結果を大きく左右するキーポイントにも挙げられるが、今年そこに住む“魔女”は選手にどんないたずらをしたのだろうか?
アーメンコーナーをコースメモで見てみよう
まず4日間のスタッツを振り返ると、505ヤードから520ヤードに距離が伸びた11番パー4が全ホールで最も難しい『1』を記録した。平均スコアは『4.477』で、ボギーが96回、ダブルボギーが17回、それ以上が5回という記録が出た。バーディ10回は、4番パー3と並び最少。開幕前から、距離変更で最大の難所と見込まれていたが、やはりその通りの結果が出た。
続いてグリーン前にクリークが流れる12番パー3が、平均『3.233』で全体6番目。一方、13番パー5(510ヤード)は、『4.852』で全体16番目に落ち着いた。2オンも十分に狙えるここは、2番パー5と並びイーグルが最多の6つ生まれるチャンスホールになった。
数字ではこういう結果が出たが、そのなかでも印象に残るプレーが多かったのが12番だった。ティで感じる風向きと、グリーン上のピンが揺れる方向が違う場面も多々あり、その距離感がつかめず“餌食”になる選手が現れた。
池やクリークが絡み、不規則に吹く風が選手を苦しめるアーメンコーナー。これはその難しさから「アーメン」と神に祈らずにはいられない、というオーガスタ・ナショナルGCの11番、12番、13番ホールの総称だ。トーナメントの結果を大きく左右するキーポイントにも挙げられるが、今年そこに住む“魔女”は選手にどんないたずらをしたのだろうか?
アーメンコーナーをコースメモで見てみよう
まず4日間のスタッツを振り返ると、505ヤードから520ヤードに距離が伸びた11番パー4が全ホールで最も難しい『1』を記録した。平均スコアは『4.477』で、ボギーが96回、ダブルボギーが17回、それ以上が5回という記録が出た。バーディ10回は、4番パー3と並び最少。開幕前から、距離変更で最大の難所と見込まれていたが、やはりその通りの結果が出た。
続いてグリーン前にクリークが流れる12番パー3が、平均『3.233』で全体6番目。一方、13番パー5(510ヤード)は、『4.852』で全体16番目に落ち着いた。2オンも十分に狙えるここは、2番パー5と並びイーグルが最多の6つ生まれるチャンスホールになった。
数字ではこういう結果が出たが、そのなかでも印象に残るプレーが多かったのが12番だった。ティで感じる風向きと、グリーン上のピンが揺れる方向が違う場面も多々あり、その距離感がつかめず“餌食”になる選手が現れた。