■1952年にベン・ホーガンが初めて出したチャンピオンズディナーの招待状
会期は4月4日(金)の午後7時15分と書かれており、当時は試合中に開かれたことがうかがえる。なかには「グリーンコートを着てくるように」という一文も。現在のグリーンジャケットのことと思われ、そういう部分にも歴史を感じる。
■ボビー・ジョーンズが書いた“レッスン本”
マスターズの創設者“球聖”ボビー・ジョーンズが書いたスイング教本もある。厳重に保管されており、中を見ることはできなかったが、技術向上のためにとる方法は今も昔も変わらないようだ。またジョーンズとともにオーガスタ・ナショナルGCを設立したクリフォード・ロバーツ氏の私物なども展示されている。
このほか、1957年大会で優勝したダグ・フォードのアイアンという年代ものや、タイガー・ウッズ(米国)が初優勝した1997年大会で使用していたドライバーなど、歴代優勝者のクラブも何本か鎮座している。
そして、今年のチャンピオンズディナーの集合写真と、参加者のサインが入ったメニューもさっそく飾られていた。写真の背景と、自分がいる場所を重ね合わせると感慨は深まるばかりだ。また松山が2011年にローアマに輝いた時の写真や、昨年の「オーガスタナショナル女子アマ」を制覇した梶谷翼がサインしたピンフラッグ、昨年11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」優勝時の中島啓太の写真とメダルなど、日本人にまつわるものも見かけることができた。
ここに展示されているものは、歴史のほんの一部に過ぎないはずだが、時間を忘れて見入ってしまう。ちなみに記者が朝食をとった席は、ちょうどチャンピオンズディナーでグリーンジャケットを着た王者たちが記念撮影をした場所ということに、途中気づくことになる。オムレツ(15ドル)とコーヒー(4ドル)で、何にもかえがたい経験をすることができた。(文・間宮輝憲)
会期は4月4日(金)の午後7時15分と書かれており、当時は試合中に開かれたことがうかがえる。なかには「グリーンコートを着てくるように」という一文も。現在のグリーンジャケットのことと思われ、そういう部分にも歴史を感じる。
■ボビー・ジョーンズが書いた“レッスン本”
マスターズの創設者“球聖”ボビー・ジョーンズが書いたスイング教本もある。厳重に保管されており、中を見ることはできなかったが、技術向上のためにとる方法は今も昔も変わらないようだ。またジョーンズとともにオーガスタ・ナショナルGCを設立したクリフォード・ロバーツ氏の私物なども展示されている。
このほか、1957年大会で優勝したダグ・フォードのアイアンという年代ものや、タイガー・ウッズ(米国)が初優勝した1997年大会で使用していたドライバーなど、歴代優勝者のクラブも何本か鎮座している。
そして、今年のチャンピオンズディナーの集合写真と、参加者のサインが入ったメニューもさっそく飾られていた。写真の背景と、自分がいる場所を重ね合わせると感慨は深まるばかりだ。また松山が2011年にローアマに輝いた時の写真や、昨年の「オーガスタナショナル女子アマ」を制覇した梶谷翼がサインしたピンフラッグ、昨年11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」優勝時の中島啓太の写真とメダルなど、日本人にまつわるものも見かけることができた。
ここに展示されているものは、歴史のほんの一部に過ぎないはずだが、時間を忘れて見入ってしまう。ちなみに記者が朝食をとった席は、ちょうどチャンピオンズディナーでグリーンジャケットを着た王者たちが記念撮影をした場所ということに、途中気づくことになる。オムレツ(15ドル)とコーヒー(4ドル)で、何にもかえがたい経験をすることができた。(文・間宮輝憲)