＜RBCヘリテージ　2日目◇15日◇ハーバータウンGL（米サウスカロライナ州）◇7121ヤード・パー71＞

昨季の年間王者、パトリック・キャントレー（米国）が単独首位で週末を迎える。海外メジャー「マスターズ」後の初戦2日目、7バーディ・3ボギーの「67」でプレーし、トータル9アンダーまでスコアを伸ばした。

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「夢のようなフィニッシュだったよ」。キャントレーは15番で4メートルのバーディパットを沈めると、16番で3メートル、17番で2メートル、18番で6メートルを沈めて4連続バーディを奪取。一気にリーダーボードを駆け上がった。

2日目は「タフな一日」だった。方向が一定でない30マイル（秒速13.4メートル）を超える風が吹き、風が落ち着くのを待たなければならなかったり、いいショットが打ててもいいところにつかないこともあったという。それでもキャントレーは焦らなかった。「それを受け入れて“自分はベストを尽くしている”と気づくことが大事だね。いつもよりもちょっと自分に甘くしてあげるんだ」。落ち着いたプレーは、終盤のジャンプアップにつながった。

強風に苦戦する選手が多いなか、「67」はこの日のベストスコアタイ。「アンダーパーかイーブンパーで回れればきょうの勝利だと考えていた。だからこのような結果で終われて、週末にむけていい位置につけられたよ」。2位に2打差をつけて、決勝ラウンドに進む。