“帝王”ことジャック・ニクラス（米国）が「マスターズ」のチャンピオンズディナーでタイガー・ウッズ（米国）と交わした秘話を公開した。

オーガスタでギャラリーから熱視線を浴びるタイガー【写真】

シリアスXM・PGAツアーラジオ・インサイドロープに出演したニクラス。マスターズで毎年火曜日に開催される歴代優勝者が集う“チャンピオンズディナー”では、例年タイガーと隣同士で座っているのだという。

今年は昨年覇者の松山英樹が用意した寿司や宮崎のステーキなどに舌鼓を打ちながら会話が弾んだ。昨年2月の自動車事故により、右脚に重傷を負ったタイガーが同週のマスターズで復帰することについて話したという。

「タイガーは『（プレーすると）痛くなる。ドクターは痛くなると言った。僕はそれを受け入れた。じゃあ、来年まで待てばどうなる？　ドクターは来年も痛くなると言った。じゃあ、いずれにしても痛くなると分かっているのなら、なぜ待つ必要があるんだ？　それなら戻ってプレーを始めて、痛みは我慢するしかない』と、そんなことをタイガーは話していた」とニクラウスは振り返った。

マスターズでは予選通過を果たし、4日間72ホールを歩き切ったタイガー。トータル13オーバーで47位だった。